我が家のおとうはいつも飄々としていて、少々のことでは動じないタイプなのですが、血圧を測る時だけは人一倍ビビります。病院での測定はもちろん、自宅にある簡易の血圧計を手首に巻いただけでドキドキして血圧が上がるようです。 その血圧に関して、先日たまたま見た日本のテレビ番組で、ある野菜が話題になっていました。
その野菜とは、ナス。
おかあは、中学の家庭科の授業で「ナスは栄養価が低い」と習った記憶がずっとあり、栄養という観点でのナスの地位は、ホウレン草やブロッコリーに比べるとぐんと低いものでした。
なんと、その番組で目からうろこのナス新情報を知ることに。 ナスに、情報伝達物質の1つ「コリンエステル」が多く含まれていることが、最近になって発見されたそうなのです。(後で調べると、2016年に信州大学の先生方により発見されたとのこと)
この「コリンエステル」という物質は、交感神経の活動を抑制する働きがある為、血圧の上昇を抑えたり、自律神経を整えたりする効果があることが確かめられている凄い物質。そしてそして、「多く含む」というのがおかあの想像をはるかに超えていて、少なくともピーマンや人参の1000倍以上というではないですか!
嬉しいことに、「コリンエステル」は熱にも強いので、加熱しても大丈夫だそうです。 ただ、気をつけるポイントは2つ。
- 鮮度が落ちると減少するので、新鮮なナスを選ぶ。
- 生のナスの切り口を水にさらすと「コリンエステル」が流れ出るので、切ったら早めに調理する。
いいことだらけのナス、早速2本買ってきました。これから食卓に上がることが間違いなく増えそう。
ちなみに「コリンエステル」とGoogle検索すると、一番上に信州大学の関連記事を見つけることができます。