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心に刺さった「虎に翼」脚本家、吉田恵里香さんのメッセージ

NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」、いよいよ来週が最終週ですね😭

先日、この「虎の翼」の脚本家、吉田恵里香さんのインタビュー記事をいくつか読みました。(お若くてびっくり!私より20以上も年下ではないですか😲)

「虎に翼」の主人公、寅子は、日本で最初の女性弁護士の一人で、初の女性判事、初の女性家庭裁判所長となって活躍された三淵嘉子さんがモデル。そして、バリバリ働く寅子とは一見対照的に思える、寅子の親友でもあり兄嫁でもある花江(専業主婦)も登場します。吉田さんは、この花江をもう一人の主人公という思いで描かれたそうです。その理由をこう述べられていました。

「花江も苦しさとか、いろんな思いもあるし、でも決して弱い女性ではなく、彼女は彼女で戦い続けてきた女性だと思います。

経済的にという意味ではなく、家庭を豊かに、暮らしを良くしていくためには、実はすごく時間がかかります。しかも家事などは誰も褒めてくれず、同じことの繰り返しで、本当に辛いじゃないですか。

だからそれを知る人の大切さをちゃんと描きたかったんです。『花江ちゃんのことが一番好き』とよく言われることがあるのですが、それは花江の生き方に共感する人がいるからですよね。

『働く人が偉い』と考えがちな人も少なくないですが、すごく働いている人がいる以上、絶対にケアする側の人がいて、ケアする人が二軍みたいになってしまうのが嫌だったので、それはすごく気をつけました。」

NHK「首都圏ナビ」より引用

日本での仕事を辞め、イギリス生活をスタートさせた渡英当時の自分を思い出し、本当に真っすぐ心に刺さりました💕自分が寅子である時もあれば、花江である時、もっと他の人である時もあったり。みんなそれぞれ置かれた状況の中で踏ん張っているんですよねー😊 そうしたところを大切に丁寧に描いて下さった吉田さんに心から感謝します。

写真は、今夜のデザートのシフォンケーキ。シフォンケーキはよく焼きますが、子どもに「おかあ史上最もふわっふわのシフォンケーキ!」と褒められたので、嬉しくなり急いでミントを買ってきて添えました。こんなちょっとした褒め言葉に舞い上がるおかあです(笑)ということで、ミントが束のようにあるのでまた焼こう。

ちなみに、シフォンケーキの時だけは、生クリームに砂糖を加えず、メイプルシロップをかけて、各自で甘みを調整しています。ほんのりメイプルシロップを染みこませて、子どものランチのおやつに入れたりもします。